簿記2級の独学はテキストだけで合格出来るか?

大学で会計学の勉強をした人なら、市販テキストで勉強すれば独学で簿記2級に合格できるでしょう。いくつか躓きそうなところがあるので、コツを伝授します。


簿記3級が前提のテキスト

会計学をある程度勉強しておけば、簿記2級のテキストを読むだけでスイスイ内容が頭に入ってくるはずです。

しかし、どうも腑に落ちないところが出てきます。

簿記2級のテキストは簿記3級を前提にして作られているので、簿記3級の内容で不確かな所があれば、1週見逃したドラマを見るような感じになってしまいます。

今見ているドラマを録画して、先週の放映分を借りてきて見てから今週分を見るより、先週分を見た家族に聞いた方が早いように、わからないところを講師に質問した方が手っ取り早くなります。

質問すればすぐ済むことを、簿記3級のテキストを用意して該当箇所を探すのは大きな時間のロスに繋がりますが、独学では仕方のないロスになります。

時間が十分あれば、独学も不可能ではありませんが、市販テキストは色々あります。どれを選ぶかで大きく結果が変わりそうです。



ボリュームに差があるテキストをどう選ぶか

『日商簿記2級 光速マスターNEO 商業簿記 テキスト』は552ページもあります。一方薄いテキストを探すと、357ページの『検定簿記講義/2級商業簿記』が見つかります。

『検定簿記講義/2級商業簿記』は過去問や解答解説までついているので、それを除けば252ページになり、ボリュームに倍以上の差があることになります。

簿記2級試験には工業簿記もあることを考えれば、独学でこの差はかなり大きなものになります。


『日商簿記2級 光速マスターNEO 商業簿記 テキスト』は950円+税で、『検定簿記講義/2級商業簿記』は700円+税。

『検定簿記講義/2級商業簿記』を選んでしまいそうになります。

ボリュームや値段で選んでしまうと落とし穴に落ちてしまいます。

今回から加わった連結会計は、旧簿記1級でも山場として知られていました。ここを理解できるかどうかが合否を分けることになります。

テキストの選び方は、連結会計の項目を読んでみて、最も理解できたものを購入するのが合格への近道です。

値段を考えるなら中古の方が良さそうにも思えますが、中古が安上がりかどうか次のページで検証しましょう。

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