簿記2級の勉強時間は、いったいどれくらい必要か?

簿記検定の改定は平成28年6月から行われているので、受験生の勉強時間をよく知る予備校・通信教育社ならどのように変わっているのかを把握しているはずです。

本当に倍の時間がかかるようになったのでしょうか?

予備校・通信教育社によると200時間程度


簿記の勉強時間に関しては、いろいろなサイトで情報が出回っていますが、情報が古いものが少なくありません。

簿記検定改定の最前線にいる予備校・通信教育社のデータが信頼できるものになります。

大手予備校TACによると簿記の勉強時間は、「平均として「3級-60~80時間」「2級-200~250時間」「1級-500~600時間」」(参考URL:「日商簿記検定試験合格にはどのくらいの学習時間が必要ですか?」http://www.tac-school.co.jp/kouza_boki/boki_faq_04.html)とされています。

通信教育で有名なフォーサイトでは、「1日商簿記3級には100~120時間、工業簿記のある2級では150~250時間程度。

簿記3級1~2カ月、2級は2~4カ月の期間を確保することをお薦めします」(参考URL:「サクセスストーリー」http://www.foresight.jp/boki/success/08/)とされており、旧簿記2級試験より長めの勉強時間になっていますが、倍にはなっていません。



市販テキストには最短9日という文字が

フォーサイトは最低150時間となっていますが、絶対に150時間必要なのでしょうか。市販テキストを見ると最短9日という文字が魅力的に映ります。

大手予備校LECから出版されている『日商簿記2級 光速マスターNEO 商業簿記 テキスト』は、「最短で10日!着実に14日!万全なら20日!」と書かれています。

工業簿記では「最短で7日!着実に11日!万全なら15日!」と記されているので、16日から33日で合格という計算になります。

1日の勉強時間が明示されていないので、計算しましょう。

『日商簿記2級 光速マスターNEO 商業簿記 テキスト』では「3分~5分単位での学習も可能」になるよう細かく区切られています。

1日の分量は10単位~20単位くらいに調整されているので、10単位の時は1単位5分、20単位の時は1単位3分程度として、1日分が1時間になります。

7回読む勉強法(参考URL:「教科書を7回読むだけで、断然トップになれた!」http://president.jp/articles/-/11963)を採用すれば、1日7時間になります。

しかし、電卓をたたいたこともない状態で合格するとも思えないので、練習問題を解く時間を1日2時間確保するなら1日の勉強時間は9時間となります。

1日9時間を16日やれば144時間になり、独学でもフォーサイトが提示する150時間とほぼ同じになります。

予備校に通うにしろ、通信教育を受けるにしろ、独学するにしろ最低150時間程度はかかるという結果になりました。勉強時間が同じなら安く済みそうな独学を選びたくなります。市販テキストを買えば合格できるのでしょうか?

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