簿記2級のテキストで中古は利用するべきか?

独学が安いと思ってテキストを買って勉強しても、色々とお金がかかって、結局高くつくというのはよくある話です。

中古で手に入れることができれば安く付きそうですが、本当にお得なのでしょうか?


よく出題範囲が変わる簿記検定

簿記検定の出題範囲は頻繁に変わります。たとえば、今まで1級で出題されていたものが2級で出題されたり、その逆もあります。つまり、中古で簿記1級と簿記2級と簿記3級のすべてのテキストを買えば勉強できるということになります。

関東在住の受験生が中古テキストを買う場合、Amazonで探すと、1円+関東への配送料257円が最安値になります。

問題になるのは、旧簿記1級は2分冊・3分冊になっているということ。旧簿記2級のテキスト1冊と旧簿記1級のテキスト2冊購入すれば774円になります。


近くの古本屋で探すにしても、旧簿記1級のテキストはそろっていないことが多く、例えば池袋のBOOKOFFで1冊200円で見つけても600円になります。

『検定簿記講義/2級商業簿記』の価格が756円ということを考えると、頑張って探しても156円のプラスにしかなりません。

時給800円としても12分費やせば損することになるので、無料で貰えるという状況でもない限り、中古テキストは損することになります。



やはり最新のテキストが必要

1級の勉強をして最悪2級合格という勉強方法もあります。簿記1級の勉強時間は1000時間が目安と言われているので、5倍くらいの勉強時間が必要になります。

5倍勉強すれば簿記2級は受かると思ってしまいがちですが、そううまくいくことばかりではありません。

1級の範囲がすべて2級に下りてきたわけではなく、2級にふさわしい内容に調整されているので、1000時間勉強する中でちょうど中だるみになったところが2級試験範囲の中心で、両方不合格になってしまうことも考えられます。

両方落ちてから最新のテキストを買ってやり直すより、最初から最新のテキストを買った方がお得という結果になります。

最新のテキストを買えと言われても、次の試験で合格するだけの勉強時間が確保できそうになければ、次の次を見据えなければなりません。いつ買えば良いのかわからなくなってきますが、それを解決してくれるのが通信教育です。


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