そもそも簿記って何?

簿記の役割

簿記とは何か?

ここからの「勉強法」のカテゴリーではいよいよ、簿記検定合格に向けた具体的な学習方法をご紹介していくわけですが、とは言っても簿記の勉強法を知るうえでは、まずは簿記とは何なのかを正しく理解しておく必要があります。
そこでこのページでは「そもそも簿記って何?」というレベルから、皆さんがこれから学習する簿記について解説していきたいと思います。

簿記の役割
皆さんのなかには家計簿をつけている方も多いかと思います。収入(給料)と、食費・家賃・光熱費・交際費などの支出を記録することで毎月の現金の収支をチェックする、あの家計簿も実は立派な「簿記」。そう、皆さんは特別意識はしていないかもしれませんが、日々簿記を実践しているのです。

家計簿はその名のとおり、家計(家のお金の動き)を記録したもの。しかしこれが商店や企業になると、現金だけでなく、商品、売掛金、受取手形などの動きも同時に記録していかなければならず、仕組みは少々複雑になります。それを、誰が行っても同じように記録・整理ができるようにルールづけしたものが、資格としての簿記ということになります。

簿記はなぜ必要なのか?

簿記、すなわち企業の経済活動を記録することの目的も、基本的には家計簿と同じです。
現在、会社はどれくらい儲けて(損して)いて、どれくらいの財産を保有しているのかを、簿記を通じて一目でチェックすることができます。また、家計簿を見て「最近支出が多いので貯金に努めよう」と思うのと同様に、企業も自社の決算書を見て、今後の経営方針を決めていきます。言ってみれば、簿記とは経営の羅針盤でもあるのです。

一方、家計簿の内容は家族だけが把握していれば良いのですが、企業の場合には広く公開していく必要があります。というのも企業には、出資をしてくれている株主や、お金を貸してくれている銀行などがいますので、そうした利害関係者たちに「これだけ儲けているので安心してください」といった具合に、自社の経営状況を報告する義務があるからです。そのためにも経営成績や財政状態を記録すること、すなわち簿記が必要なのです。

コメントは受け付けていません。