簿記の試験の種類について

簿記検定の種類

どの簿記検定を受験すべきか?

前のページでは、資格には「国家資格」「民間資格」「公的資格」の3種類があること、そして簿記検定は文字どおり公的な性格を持った「公的資格」のカテゴリーに含まれることを確認しました。

資格の性質がわかったところで早速、簿記2級の受験勉強をスタートと行きたいところですが、ちょっと待ってください。一口に「簿記2級」と言ってもひとつではなくて、実は簿記検定にもいろいろな種類があるのです。

簿記検定の種類
簿記検定にはまさにいろいろな種類があるのですが、全国的な規模で行われているのは全部で3種類。具体的には、全国経理教育協会が実施する「全経簿記能力検定」、全国商業高等学校協会が実施する「全商簿記実務検定」、そして日本商工会議所が実施する「日商簿記検定」の3つです。

これらは、簿記検定のビッグ3と呼ばれていますが、このなかで知名度・人気ともに断トツに高いのが「日商簿記検定」です。資格の創設は1954年とたいへん古く、そこからの50年間で約2000万人が受験して約650万人が合格。今でも年間50万人以上もの人たちが受験しています。50万人というとセンター試験と同規模ですから、ここからも、日商簿記検定の人気の高さが窺えます。

以上のことから、このサイトでは基本的には「簿記検定=日商簿記検定」の前提で話を進めていきたいと思っています。ただ、皆さんのなかにはもしかしたら、「全経簿記能力検定」や「全商簿記実務検定」の受験を検討されている人もいるかもしれませんので、このページでは、各検定の概略だけを簡単にご紹介しておきたいと思います。

<三大簿記検定比較>
名称 日商簿記検定 全経簿記能力検定 全商簿記実務検定
主催団体 日本商工会議所 全国経理教育協会 全国商業高等学校協会
受検資格 なし なし なし
実施時期 2月・6月・11月 7月・11月・2月 1月・6月
等級 1~4級 上級・1~4級 1~3級
試験科目 1級:商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算、2級:商業簿記・工業簿記、3~4級:商業簿記 上級:商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算、1級:会計(商業簿記含む)・工業簿記、2~4級:商業簿記 1級:会計(商業簿記含む)・原価計算、2~3級:商業簿記
 

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