基礎重視の「全商簿記実務検定」

商業簿記と工業簿記

商業高校向け。商業簿記の基礎確認に最適

「全商簿記実務検定」は、主催団体が公益財団法人全国商業高等学校協会という通り、受験者の大半が商業高校の学生です。
「全商簿記の1級取得を推薦入試の推薦基準としている大学・短大がある」
「センター試験の受験科目として簿記を選択することもできる」
とあって、就職を目的にする学生以外に、進学希望者にも活用できる試験として知られています。
また、公益財団法人全国商業高等学校協会は全商簿記以外にも、珠算・電卓実務検定やビジネス文書実務検定、情報処理検定、会計実務検定等、高校生向けビジネス検定を様々主催しているので、こうした試験への挑戦の一環として簿記実務検定にもチャレンジするといったケースもあるようです。そういった意味では、高校生のうちからスキルアップに励む、意欲の高い学生によって支持されている、と言っても過言ではありません。


学校教育で学ぶ内容を中心に、主に商業簿記の基本的な知識を問う設問がほとんどで、一般的な簿記試験と比較すると難易度としてはやや抑えられている印象を受けます。
レベル設定は、3級、2級、1級となっており、1級は「会計」と「原価計算」に分かれます。各級の平均的な合格率は3級55.2%、2級54.3%、1級(会計)40.3%、1級(原価計算)48.8%と、合格を目指しやすいのが特徴です。
また、「全商簿記3級・2級の合格率は、平均すると55%前後だが、6月試験よりも1月試験のほうが15ポイント以上高い」という噂もあるようです。

 試験は毎年1月と6月に実施されており、受験資格は特に設けられておらず、誰でも挑戦することができます。
ただし、冒頭の通り、商業高校の学生をメインターゲットとした試験ですので、高校で使用する教科書に準じた対策が必要になる、という点においては若干特殊であると言えるかもしれません。

≪参考≫公益財団法人全国商業高等学校協会ホームページ
http://www.zensho.or.jp/puf/examination/bookkeeping.html

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