簿記試験の今後について

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簿記試験の今後について

簿記検定の未来予測

「簿記検定の概要」のカテゴリーの最後ということで、このページでは、簿記検定が今後どうなっていくのか、すなわち簿記検定の未来予測をしてみたいと思います。
ただ「未来予測」とは言っても、私が勝手に予想したものでは何の信憑性もありませんので、業界関係者や、日商簿記検定の主催団体である商工会議所の担当者の発言を読み解きながら、簿記検定の今後について述べていきたいと思います。

簿記試験の今後
まずは根本的な問題として、簿記資格は今後も今と同じような高い価値を持ち続けるのか、についてです。

資格の価値は時代とともに変化していきます。
たとえばわかりやすい例で言えば、かつては花形資格と言われた弁護士資格も、今では資格を取得しても肝心の働き場所がなく、かと言って独立・開業したとしても年収200万円以下なんて話を、皆さんもよく耳にしていることと思います。

それに対して、簿記資格はどうか?
そもそも簿記は独立・開業するための資格ではなく、自らの技能レベルを証明するための資格です。そして簿記・会計のスキルというのは、ビジネスの世界においては時代を問わず必ず必要とされるものです。ゆえに簿記資格の価値が今後下がることはまずないと言って良いでしょう。

つづいて、簿記検定の試験内容についてです。

検定試験・資格試験のなかには、開始当初と比べて難しくなる試験や、逆に易しくなる試験がありますが、それは資格の価値を高めることや、受験生の数を増やすことを目的に、意図的に行われていたりします。

しかし、既に資格としての価値は高く、また多くの人たちが受験している簿記検定において、そのような方針転換が行われる可能性は極めて低いと言えます。また、50年以上の歴史を持っていることに鑑みても、難易度の大幅な変化は今後も起こらないでしょう

ただし、試験の質が変わることは十分に考えられます。
これだけの歴史がある、すなわち回数を重ねている試験だと、過去問を使ってパターンを覚えてしまうだけで合格できてしまうことがあります。それを防ぐためにも今後は、パターンを覚えるだけでは解けない、真に理解力が問われる問題が増えてきそうです。


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