「日商簿記検定」って、どんな試験?

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「日商簿記検定」って、どんな試験?

日商簿記検定にはどんな階級があるの?

簿記検定には、ビッグ3と呼ばれる「全経簿記能力検定」「全商簿記実務検定」「日商簿記検定」の各検定があり、このなかでもっとも人気が高いのは、商工会議所が主催する「日商簿記検定」です。

日商簿記の等級
人気が高いということは、そのぶん知名度も高いということですから、たとえば就職・転職の際に履歴書に書いて、もっとも効果を発揮するのもやはり「日商簿記検定」の資格ということになります。簿記2級を目指す皆さんは、ぜひ「日商簿記検定」の2級を受験するようにしましょう。

さて、日商簿記検定には2級のほかに、4級、3級、そして1級があります。このうち4級については、持っていてもあまり意味がない、つまり受験する必要性が感じられませんので、ここでは割愛。残る3級から1級までの、各階級の特徴について簡単に紹介したいと思います。

●簿記3級
簿記4級を受験する人はほとんどいませんので、この簿記3級が事実上、簿記検定の登竜門ということになります。簿記3級を取得することで「財務担当者に必須の基本知識が身につき、商店、中小企業の経理事務に役立つ」とされ、経理・財務担当者として一人前とまではいきませんが、経理関連書類の数字を読み取ることができるようになります。
なお、試験科目は「商業簿記」の1科目のみとなっています。

●簿記2級
簿記2級は「財務諸表を読む力がつき、企業の経営状況を把握できる。相手の経営状況もわかるので、株式会社の経営管理に役立つ」レベルとされています。ここまで来ると、ビジネスの世界でも大いに活かすことができ、それゆえに簿記3級と比べて、簿記2級取得者の社会的評価は格段に高まります
試験科目は「商業簿記」に、新たに「工業簿記」が加わって2科目となります。商業簿記よりも工業簿記の方が仕組みが複雑ですので、そのぶん試験も難しくなります。

●簿記1級
「商業簿記」「工業簿記」「原価計算」「会計学」の4科目からなる簿記1級は、簿記検定の最高峰。その難しさは国家試験レベルとさえ言われています。
簿記1級を取得することで、社会的には非常に高い評価を得ることができますが、それだけでなく、たとえば税理士試験の受験資格が得られるといった、より実利的なメリットも同時に得ることができます。


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